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腰椎すべり症の危険信号

腰椎すべり症の危険信号について。

腰椎すべり症の症状には、さまざまな程度がありますが、「これは危険だ」という黄色信号があります。それは、知覚障害、運動障害、間欠跛行です。これらは、いずれも足にかかわる症状です。

まず、知覚障害というのは、足の感覚がなくなる症状で、手を足に触れても、触れられているという感覚がなくなってしまう症状です。

運動障害とは、思うように足が動かなくなり、階段を上がろうとしても足が上がらない、お風呂に入ろうとしても、やはり足がいうことをきかない、といった症状です。

間欠跛行(かんけつはこう)とは、歩行中に激しい痛みに襲われて歩行困難になったかと思ったら、しばらくすると、また普通に歩くことができ、またしばらくすると、歩行困難になる・・・といった症状です。

以上のような症状が出てきたら、腰椎すべり症がかなり重篤な状態になっていると考えるべきです。

また、盲点とも言える症状があって、それは、頻尿や尿漏れです。頻尿や尿漏れと腰椎すべり症は、一見無関係に思えますが、腰椎すべり症の症状が進行すると、これらが発生することが知られています。要注意な症状なので、軽く見ないように。