腰椎すべり症の名医は身近に

腰椎すべり症の名医は身近にいるという話。

腰椎すべり症に限らず、「名医」と聞くと、すぐに＜神の手＞を持った外科医を連想しがちです。

腰椎すべり症の場合なら、天才整形外科医というわけです。

しかし、一般的に、腰椎すべり症は「一生付き合っていく病」と言われるほど、完治が難しい病気です。

手術に成功しても、また再発するケースは珍しくありません。

もちろん、症状によっては、手術療法がベストだという方もいるでしょう。一刻の猶予もなく、とにかく手術する以外ない、という激烈な痛みを抱えた人がいることも確かです。

ただ、そうした極端な症例は別にして、これまでもなんとか腰椎すべり症と付き合ってきた人にとって、「名医」とみなすべき先生は、あんがい身近にいるのかもしれません。

日本全国、どの地域にも、「あの先生は名医だ」と呼ばれている先生がいるはずです。

そうした先生は、たいてい、整体の先生であったり、カイロプラクティックの先生であったり、鍼灸の先生であったりします。

腰椎すべり症は、腰椎が前方にすべって、すべった腰椎が脊髄を圧迫し、圧迫された脊髄の中を走る中枢神経に悪さをする病気です。

このすべった状態の腰椎を元に戻すことができれば、これこそが「根本的な治療」と言えるのです。

しかしながら、これはとても困難なのです。これが困難ゆえに、「一生付き合っていく病」と呼ばれているわけです。

一生付き合っていく上で、地域の「名医」を受診してみることは、大いに意味があるでしょう。

その「名医」にかかると、しばらく痛みから解放されるということになれば、大変な成果です。

また、完治に少しでも近づけるためには、「名医」にばかり頼っていてはいけません。

自助努力も必要です。

スイミングで腰やひざの筋肉を鍛えたり、ウォーキングで同じく腰回りを鍛えたり、その他、世間にはあまり知られていないけれど、人知れず腰痛持ちの方々が実践している効果大の方法など、実はいろいろあるのです。

まずはトライしてみるべきでしょう。