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腰椎すべり症とスポーツ
腰椎すべり症あるいは腰椎分離症(それぞれ、脊椎すべり症、脊椎分離症ともいう)は、スポーツ選手に多いと言われています。ただし、このことは、広範囲にわたる正確な調査に基づいた統計がないので、多いのではないか、という程度に受け止めておいてください。
とはいえ、こんな調査もあります。最近イタリアオリンピック委員会に報告された調査によると、1500名ほどのアスリートのうち、およそ17パーセントの選手が腰椎すべり症か腰椎分離症だったということです。
とりわけ、棒高跳び、体操、水泳の飛び込みなど、腰の反りを激しく行う競技種目の選手に多かったとのこと。
腰椎すべり症の原因として、一般的に言われていることの中に、腰部の筋力が低下することで腰椎が前方にすべり、その結果、中枢神経を圧迫して腰椎すべり症となる、という説明がありますが、上のスポーツ選手の場合では、これは当てはまりません。
スポーツ選手は、日々筋肉を鍛えています。筋力の低下によって腰椎がすべったとは考えられません。したがって、これは逆に考えるべきで、身体を鍛えすぎたために、一種の「疲労骨折」を起こしたのだ、と。
いずれにしても、上体を大きく後ろに反る姿勢は、程度を超えると、腰椎すべり症を引き起こす可能性が高い、ということは明白に言えるのではないでしょうか。
とはいえ、こんな調査もあります。最近イタリアオリンピック委員会に報告された調査によると、1500名ほどのアスリートのうち、およそ17パーセントの選手が腰椎すべり症か腰椎分離症だったということです。
とりわけ、棒高跳び、体操、水泳の飛び込みなど、腰の反りを激しく行う競技種目の選手に多かったとのこと。
腰椎すべり症の原因として、一般的に言われていることの中に、腰部の筋力が低下することで腰椎が前方にすべり、その結果、中枢神経を圧迫して腰椎すべり症となる、という説明がありますが、上のスポーツ選手の場合では、これは当てはまりません。
スポーツ選手は、日々筋肉を鍛えています。筋力の低下によって腰椎がすべったとは考えられません。したがって、これは逆に考えるべきで、身体を鍛えすぎたために、一種の「疲労骨折」を起こしたのだ、と。
いずれにしても、上体を大きく後ろに反る姿勢は、程度を超えると、腰椎すべり症を引き起こす可能性が高い、ということは明白に言えるのではないでしょうか。