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腰椎すべり症と坐骨神経痛

腰椎すべり症坐骨神経痛は深い関係があります。

つまり、坐骨神経痛の原因をたどると、それが腰椎すべり症だった、というケースが数多くあるのです。

坐骨神経痛の原因がすべて腰椎すべり症である、とは言えませんが、多くのケースで原因となっている、ということは言えます。

腰椎すべり症になると、腰椎が前方にすべって行き、脊椎の神経を圧迫します。

この際、脊髄を通って下に伸びていく神経を圧迫することもあり、それが坐骨神経痛となるのです。

坐骨神経痛はお尻から太ももにかけての痛みです。そのため、原因もその周辺にあると思われがちですが、上記のように、腰椎すべり症によって脊髄の神経が圧迫された結果、坐骨神経痛を引き起こしているケースが数多くあるのです。

中高年に起こる坐骨神経痛の場合、腰椎すべり症が原因となっているケースは、かなりの高率です。

腰椎すべり症が原因で坐骨神経痛が起きているケースでは、脊髄を圧迫している腰椎を元の位置に戻さない限り、痛みは引きません

腰椎を移動させる治療が必要になるのです。