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脊髄すべり症とは

脊髄すべり症とは

脊髄すべり症」、「腰椎すべり症」、「脊椎すべり症」・・・この3つは同じものです。

このページでは、なぜ同じ病気なのに3つの異なった名前があるのか、説明していきます。

まず、人間の背中には「背骨」がありますが、これを専門的には「脊椎」と呼びます。

脊椎」は全部で24個あって、腰の部分の「脊椎」のことを「腰椎」と呼びます。

このことから、「脊椎すべり症」のことを「腰椎すべり症」と言い換えたりするのです。

また、「脊椎」の中は空洞になっていて、この空洞を通っているのが中枢神経です。そして、中枢神経のことを、別名「脊髄」と呼びます。

腰椎(脊椎)すべり症」になると、すべった腰椎脊椎)が「脊髄」を圧迫します。

その結果、腰、お尻、足などに痛みが走るのですが、このように、腰椎脊椎)がすべると脊髄を圧迫するので、それで「腰椎(脊椎)すべり症」=「脊髄すべり症」ということになるわけです。

一般的には、「腰椎すべり症」と呼ぶことが多く、次に「脊椎すべり症」が多く使われています。

脊髄すべり症」の名はあまり使われていません。

ただ、名前は違っても、上記のように、互いに関係していることはお分かりいただけたと思います。