農協(農業協同組合)の保険には普通の人でも契約できますか?

農協(農業協同組合)の保険には、農業を営む農協(農業協同組合)の組合員以外でも、契約できます.

たしかに、農協(農業協同組合)は、本来、農業を営む人々が助け合うことを対象として生まれました.

しかし、一定の条件を満たせば、農家以外の、自営業者、主婦、サラリーマンといった普通の人でも、農協(農業協同組合)を契約することが出来ます.

農協(農業協同組合)の保険に組合員以外の人が契約するには、2つの方法があります.ひとつは、《員外利用》という方法です.もうひとつは、《准組合員》になる方法です.

農協(農業協同組合)の《員外利用》とは、農協(農業協同組合)の組合員にならずに農協(農業協同組合)共済を利用する方法のことで、各農協(農業協同組合)毎に農協(農業協同組合)組合員の共済事業利用高2割まで認められています.

そういうわけで、農協(農業協同組合)(農協(農業協同組合))の組合員以外の人で、農協(農業協同組合)の保険を契約したい人がいたら、農協(農業協同組合)の窓口で《員外利用》の枠が空いているかどうか確認してください.《員外利用》の枠が空いていれば、だれでも農協(農業協同組合)の保険を利用できます.

《准組合員》になる方法ですが、これは、まず農協(農業協同組合)(農協(農業協同組合))に出資金を払って《准組合員》となり、農協(農業協同組合)共済を契約するというやり方です.

農協(農業協同組合)の《准組合員》になると、農協(農業協同組合)の保険だけでなく、農協(農業協同組合)の他の事業に関しても、農家の組合員と同様に利用することができます.

農協(農業協同組合)の《准組合員》になった人が、《准組合員》をやめるときは、支払った出資金が戻ってきます.