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胃食道逆流症とは

胃食道逆流症とは、逆流性食道炎のことです。ヤフー検索では、逆流性食道炎が82万件ほど、胃食道逆流症が62万件ほどインデックスされているようです。

同じ症状の別名なので、内容は逆流性食道炎と同一ですが、一応、このページでもおさらいしておきます。

胃食道逆流症とは、胃の内容物が食道に逆流してしまう症状のことを言います。通常、食道と胃の間には<弁>の役目を果たす器官があり、逆流などしないのですが、<弁>の部分に障害が生じ、ゆるくなることで、胃の内容物が逆流してしまうのです。

胃の内容物といっても、ほとんどが胃酸ですが、この胃酸が食道にまで達すると、食道の内壁を傷つけてしまいます。

胃食道逆流症になると、胸焼け、嘔吐、げっぷ、胸や背中の痛み・張りなどの不快症状が現れます。場合によっては、そうとう悪化するまで、こうした自覚症状があらわれないこともあり、かえって危険です。

胃食道逆流症は、食事の欧米化(高脂肪の食事など)やアルコールの飲みすぎ、味の濃いものや刺激物などの食べ過ぎ、あるいは、何であれ暴飲暴食をした結果、発生しやすい病気です。
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