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逆流性食道炎の治療

逆流性食道炎の治療は、まず、胃酸が食道に逆流しないようにする薬を投与し、また、たとえ逆流してしまっても症状がひどくならないように、胃酸を薄めてしまう薬を投与したりします。

使用する薬は、PPIやH2ブロッカーなどです。

また、生活習慣の改善を進めることで、逆流性食道炎の症状を抑えることも重要です。具体的には、

・枕を高くして眠る。その際、右側を下にして眠る。
・スタイルを気にしてぴちぴちのスカートやズボンを履かない。ベルトを緩めにする。
・腹八分目を心がける。たくさん食べると胃酸もたくさん出るので。
・お酒は控えめにする。アルコールは、食道と胃の間の<弁>を緩める作用があるから。
・脂っぽい食事、味の濃いものを避ける

などです。

こうした生活習慣を身につけることで、逆流性食道炎は快方に向かっていくはずです。

すでに症状がひどい逆流性食道炎の場合、たとえば、ヘルニアが発生してしまっている場合などは、手術を行う必要も出てきます。以前は開腹手術が行われていましたが、近年は腹腔鏡下の手術が主流です。腹腔鏡下(ふくくうきょうか)の場合、小さな穴をあけるだけで手術できるので、患者の負担が軽くなります。
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