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アクアミドの注入・注入法

アクアミドの注入法ですが、コラーゲンやヒアルロン酸と同じように、注射によって直接肌に注入します。したがって、非常に簡単で、また、短時間で終了する施術です。

まず、美容外科の医師としっかりコミュニケーションを取ります。つまり、しわの除去が目的なのか、鼻筋をくっきりと見せたいのか、唇をふっくらさせたいのか、といった治療の目的をはっきりさせます。

つぎに、たとえば鼻筋をくっきり見せたい場合、アクアミド注入が最も適した方法なのか、それとも、その他の治療法が適しているのか、各治療法のメリット・デメリットを含めて納得いくまで説明してもらいましょう。

また、しわ治療をする場合など、大きなしわを取りたいのか、小じわを取りたいのか、あるいは、表情に伴うしわを取りたいのか、表情に関係なくいつも出ているしわを取りたいのか、こうした目的によって、治療法も変わってくるのが普通です。

それぞれの治療法には、得意な分野と不得意な分野があるわけです。アクアミド注入の場合、鼻筋をくっきり見せる施術は得意なほうですが、鼻先の形を整えるのはちょっと不得手と言われています。

あなたが最初からアクアミド注入しかない、と思いこんで先生に相談するのと、あくまでも先生から最適な治療法を教えてもらいたい、というスタンスで相談するのとでは、当然、先生のほうの姿勢も変わってくるはずです。

いずれにしても、そうやってアクアミド注入をすることに決まった場合、施術そのものはとても短時間で済みます。5分前後のところがほとんどのようです。

アクアミド(アクアジェル)を専用の注射器に入れ、それを肌の目的の部分に注入するだけです。※注入する場所には表皮麻酔を行います。ただし、注入の際、鈍痛がすることがあるので、「リラックス麻酔」と呼ばれる軽い麻酔をすることもできます。

アクアミド注入法は、すぐに施術が終わりますが、効果は、終わったその時からすぐに現れます。変身した顔でクリニックを退出できるわけです。

また、アクアミド注入後、ちょっとしたポイント化粧ならできます。シャワーなら当日も可能ですが、入浴は避けたほうがいいでしょう。

施術後の検診は、やるとしたら1週間後くらいに行いますが、腫れやアレルギーなどの症状が特にないのであれば、やらなくても問題ないようです。

※よく「アクアミドはヒアルロン酸のように減らない」という表現があちこちから耳に入ります。まあ、ほぼ正しいのですが、100パーセント正しいとは言えないようです。というのも、アクアミドは97.5パーセントの水分と2.5パーセントのポリアクリルアマイドという物質で構成されています。しっかりと化学的に結合してジェル状になっていますが、水分の部分がいくらか身体に吸収されるようなのです。したがって、ヒアルロン酸ほどではないものの、注入当初に比べ、時間とともに少し減ることもあるようです。これからアクアミド注入法を行う人は、この点を「織り込み済み」で施術を受けるべきでしょう。