on すべり症とは - 腰椎すべり症の症状・原因・治療・手術・対策

すべり症とは

一般的に「すべり症」というと、腰の症状をさします。そこで、腰部のすべり症について、ちょっと詳しく解説いたします。

「すべり症」というからには、何かがすべるのですが、すべるのは「腰椎」です。「腰椎」が主に前方(お腹の方)にすべってしまうのです。

さて、人間の背中には背骨があり、首から尾てい骨のあたりまで走っています。この背骨を、専門的には「脊椎」と呼びます。「脊椎」は場所によって呼び名が変わり、首の部分の「脊椎」は「頚椎(けいつい)」と呼びます。そして、腰の部分の「脊椎」のことを「腰椎」と呼ぶのです。「腰椎」は5つあります。

つまり、積み木のように重なりあっている背骨の、腰のあたりにある骨が、何らかの原因により、本来の位置からずれてしまうことを「すべり症」と呼んでいるのです。

「腰椎すべり症」は、大別すると2種類に分けられます。
@ 「腰椎分離すべり症」:これは、「腰椎」が疲労骨折などで折れたり切れたりして「分離」し、「分離」してしまった「腰椎」がすべりだしてしまった状態をいいます。
A 「腰椎変形(変性)すべり症」:「腰椎」がすべりだした点は@と同じですが、こちらの場合は「分離」を伴いません。年齢を重ねることで、腰が退化あるいは老化して、その結果、すべり出してしまうような症状です。

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