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逆流性食道炎とストレス

ストレスと逆流性食道炎は大いに関係しています。もっとも、あくまでも慢性的なストレスとか、一時的であってもとても大きなストレスの場合に限られますが。ちょっとストレスを受けたくらいでは、べつにどうということはありません。

まず、ストレスを受けると、胃潰瘍になったり胃痙攣を起こしたりすることは、よく知られていることです。この場合、胃には何が起こっているかというと、ストレスによって胃酸をはじめとした胃液がたくさん分泌されます。ところが、胃酸がたくさんあふれているのに胃の蠕動運動は弱まっているのです。

つまり、胃の内壁は、ストレスによって縮こまってしまうのです。動きが鈍くなるのです。フリーズしたようになってしまうのです。

でも、胃酸は通常よりたくさん分泌されます。その結果、胃は、自らが放出した胃酸によって自らを傷つける状態になります。これが胃潰瘍です。この程度が激しいと、胃痙攣になります。

そして、このように胃酸過多になると、過多になった胃酸が食道に逆流するのも時間の問題です。胃酸が食道に逆流すると、食道の内壁を傷つけます。炎症を起こします。これが逆流性食道炎です。

ストレスと逆流性食道炎は、こういった深い因果関係にあります。

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