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そもそも胃とは - 逆流性食道炎の症状・治療・食事・薬・原因
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そもそも胃とは
胃は、本来どのような役割を果たしているのでしょう。胃は、食道から送られてきた飲食物を、胃液によって粥状に溶かし、それを十二指腸に送る働きをしています。
胃液によって飲食物を溶かすのは、胃そのものも栄養を一部吸収しますが、ほとんどは小腸で吸収されますから、小腸に負担をかけないように、あらかじめ吸収されやすい状態(粥状)にしておくわけです。
また、胃と小腸の間にある十二指腸は、あまり飲食物をためておけず、飲食物は徐々に送ることになるわけですが、そうなると、飲食物が胃にとどまっている時間が長くなり、何もしないでおくと、飲食物は腐ってしまいます。
そこで、胃液を分泌することにより、飲食物の腐敗を防止したり、殺菌したりするのです。
ところで、胃液(胃酸・ペプシン・胃粘液で構成)というのは、1日に2リットルから3リットルも分泌されます。通常でさえそうなのですが、食べ過ぎたり、脂っぽいものや味の濃いものなどを食べると、分泌量がさらに増加します。
こうして胃液の分泌量が増えると、いわゆる「胃酸過多」の状態になって、胃から食道への逆流を起こしやすくなり、結果として、逆流性食道炎になる確率が高まるのです。
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