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遺伝による外反母趾〜原因と対策〜

遺伝による外反母趾の原因と対策について

外反母趾の原因の一つとして、「遺伝」があります。親が外反母趾の場合、子供も外反母趾になる確率はかなり高いです。外反母趾と遺伝の因果関係は、まだ明白に究明されていないとはいえ、調査の数字などを見ると、関係ありと見るべきでしょう。

また、「女性であること」も、外反母趾になりやすい要因の一つです。これは、女性はハイヒールなど足に負担のかかる履物を履くから・・・ではありません。世界各地の、はだしで生活しているような部族の調査をしても、男性より女性のほうが外反母趾になっている人の率は高いのです。

一般的に、女性の骨格は男性に比べて柔らかいので、全身の重力を受ける足にかかる負担が、相対的に、より大きいということがあるようです。いずれにしても、ただ女性に生まれただけで、外反母趾が高率で現れるということです。

遺伝による外反母趾であろうが、ハイヒールが原因の外反母趾であろうが、あるいは、運動が原因の外反母趾であっても、対策は同じです。テーピング、サポーター、外反母趾用の靴などを専門家に見立ててもらうことです。

また、やはりどんな原因であれ、同じく重要な対策として、正しい足の使い方(歩き方)を身につけること、足の指や足の裏の筋力をつけること、などが最も重要になります。靴やサポーターは、とりあえず痛みを和らげる効果が非常に大きく、とても重要なアイテムですが、歩き方が従来のままであれば、いっこうに快方には向かわないでしょう。

当サイトの別のページで紹介している予防運動などを参考にして、足の指などを動かす習慣をつけてください。毎日これを続ければ、数ヶ月後には大きな成果が得られるはずです。足指の関節の可動範囲を広げることで、これまで無意識にヘンな癖がついていた歩き方が改善され、親指や小指への負担が減少するはず。痛みも、おのずと減ってくるでしょう。予防運動を毎日続けて、<習慣>にしてしまいましょう。

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