@ 代表的な外反母趾矯正方法として、テーピング(包帯を巻く)があります。これは、慣れれば自分でもできますが、やはり、最初は病院・クリニックでやってもらうといいでしょう。外反母趾の進行状況に応じて、テーピングの方法にもさまざまなものがあるので、巻きつけるところをよく観察し、疑問点は質問するようにして、テーピングの方法を身につけていきましょう。比較的初期の矯正方法として、テーピングはとても有効です。
A サポーターも代表的な矯正器具です。これも実に様々な種類があります。ただ、あれこれ迷っていても仕方がないので、これはと思うものがあったら、まず試してみることが肝心。薬のような副作用はないので、あまり慎重にならずに、ダメだったら、別のものにすればいいのです。外反母趾のサポーターは、人によっては非常に高い効果を上げています。
B 靴も、外反母趾の矯正器具といえるでしょう。外反母趾の靴選びは、とても重要であり、また、有効性の高いものでもあります。矯正のための道具なので、当然、経験豊富な靴屋さんを選ぶべきです。値段は少々張るでしょうが、自分への投資ですから、やむを得ないところです。逆に言うと、あまり安いものは、ちょっと敬遠しておいたほうがいいかもしれません。あなたの外反母趾がどの程度のもので、どこを主として保護すべきかをカスタマイズして作るのですから、安すぎるのは、かえって不安ですから。
C 外反母趾の矯正方法として、一番手軽で、お金もかからない方法があります。それは、自宅でする予防運動です。予防といっても、すでに外反母趾になっている人にも有効です。外反母趾になる要因は様々ありますが、共通しているのは、足の裏、足の指などをあまり動かさない生活をしている、そうした部分の筋力が弱っている、という点でしょう。したがって、毎日ちょっとした運動をし、これを長く継続することで、外反母趾の進行を止めることも可能です。矯正のための予防運動のやり方は、当サイトの記事を参照してください。