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外反母趾の予防運動A

このページでは、外反母趾の予防運動を2つご紹介します(他のページでもご紹介している運動で、繰り返しになりますが、ここでもご紹介しておきます)。
※当サイトでは、外反母趾の予防運動を数種類ご紹介しています。理想を言えば、全ての運動をおやりになるのがいいのですが、時間の問題もありますから、どれかご自分に合うものを取り入れていただければ、と思います。

◎ひとつ目は輪ゴムを使った運動です。両足の親指に輪ゴムをかけます。つまり、一つの輪の中に親指が二つ入った状態を作ります。輪ゴムは指の状態によって本数を加減して下さい。痛い場合は、1,2本で。そうでもない場合は、本数を増やして。

つぎに、左右の指を次第に離していきます。ある程度負荷がかかる位置で止め、とめた状態で10秒から15秒ほどじっとしています。そして、元に戻します。こうした運動をセットとして、1日に最低でも20セットから30セット行ってください。

輪ゴムを使ったこの運動は、言うまでもなく、親指の関節が一方向にばかり傾いてしまうことを予防するものです。また、指に筋力をつける目的もあります。

◎2つ目の予防運動ですが、上記のような輪ゴムを使った運動だと、動く方法が限定されるので、もっと縦横斜め自由に動かすために、手で直接足の指をつかみ、あらゆる方向に動かしてやる運動です。

この方法は、すでに外反母趾になっている人の場合、けっこう痛みを感じることもあるでしょうが、その点は、無理のない程度に加減して下さい。ただし、あまりやさしくしてばかりでは効果が薄れるので、そこそこの負荷をかけることは必須でしょう。

以上、非常に原始的かつ初歩的かつ簡単な予防運動をご紹介しました。簡単ですが、これを毎日やるのとやらないのとでは、2ヶ月後、3ヶ月後に大きな差になって表れるはず。そもそも足の指というのは、そのままでは特別な運動などしないことがほとんどでしょう。簡単で単純な運動であっても、繰り返すことで、大きな効果が期待できるのです。

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