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アクアミドの危険性

アクアミド注入法は、ヨーロッパではすでに10カ国以上で認可されている安全性の高い施術法です。日本においても多くの美容整形で採用され、「切らない美容整形」として、多数の愛用者がいます。

とはいえ、アクアミド注入は100パーセント完全無欠の施術法かというと、もちろん、100パーセントではありません。一部、施術後にトラブルを訴える人がいることも確かです。

美容整形の医師のなかには、アクアミドの「危険性」について、はっきりと言及している人もいます。

それは、アレルギー体質の人です。アトピー性皮膚炎、花粉症、金属アレルギーなどを持病として持っている人の場合、すべてではありませんが、高い確率で、アクアミド注入後にトラブル症状がみられる、というものです。

というのも、アクアミドの成分構成をみると、97.5パーセントが水分で、残りの2.5パーセントがポリアクリルアマイドという製剤でできています。このポリアクリルアマイドは、ヒアルロン酸などと異なり、身体には吸収されません。

「身体に吸収されない」ということは、整形した形を長く保つことには高い効果がある一方、とりわけアレルギー体質の人の身体にとっては、あくまでも「異物」であり続けることになります。

その結果、腫れが引かない、ポツポツが出る・・・といった症状が継続的に出現してしまうこともあるわけです。

現在、日本の多くの美容整形では、アクアミド注入を施術する前には、アレルギー検査を行うようになってきています。あなたがアクアミド注入に興味があるのであれば、あなたにアレルギー体質があるかどうかも含めて、一度、美容整形の先生に相談されることをお勧めします。

相談の結果、かりにアクアミドは望ましくないという結果が出たとしても、アクアミド以外にもさまざまな美容整形法があるので、あなたに最適の治療法をアドバイスしてもらえるはずです。

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